困難な時にほど、自分の肚底が出る。

困難な時にほど、自分の肚底が出る。

無事に九州出張を終えました。
その件についてはまた別途記事を作成します。
その前に、女性マネージャーとのミーティングの時の話題を残します。

彼女は人生の中で、この数年かなり苦労をしています。
自らが目指すものをどこまでも信じて突き進んでいます。
ですが、やはり困難が極みを見せると、どんなに強い人でも心が折れそうなくらいに落ち込むこともあります。
そうするとやはり出てくる言葉もネガティブな傾向が増えてもしょうがないと言えるでしょう。
そしてどうしてもボヤきたくなるのが人の心情です。
彼女の面白いところはボヤきながらも、ちゃんと未熟な自分に腹を立てており、誰かのせいにすることは一切ありません。
さらに今の苦しいかなり追いつめられた状況だったとしても、今の自分の職業選択と人生選択でよかった、と言い切ります。

あの時、○○を選択していたらもっとうまくいってただろうか?
いっそ職業も、結婚も、○○していたほうが人生はよかったんではないか?
人生○○のころに戻ってやり直したい?

人は人生に行き詰ったり、苦しい状況があると、何かしらと頭にこれらのことが過ったり、と口にしたくもなるのです。
場合によっては、誰かのせいで今がこんなにも辛く不幸不運なのだと恨みつらみになっていたりもします。
ですが、私の過去の様々な経験とばあちゃんたちの教えで思えることは、

過去の分岐点で選択を変えて別の人生を歩んでいたとしても、必ず苦難や苦労があるのが人の生きるすべてにあります。
ですから、今の自分でよかったと思えるならば、別のルートで生きて苦難があっても同じように結果的に「私でよかった」になり、
当然のようにその逆もあって、今の自分が嫌、人生が嫌だからという想いだけで別ルートの選択を想像したとしても、結果的には「嫌」が残ります。

過去の選択の何かしらを決断できなかった、行動できなかったことを想い、悔やみ、憂うことよりも、
今、できる精一杯と未来への選択を継続していくことが人生のすべての運を拓く鍵となるでしょう。
過去にあった出来事は変えることができませんが、過去にあった出来事に残っている負の感情を塗り替えることはこれからの未来でも十分にやれます。
そこには占いもまじないも関係ありません。
全ては自分がどう今を生きていくのか。今を丁寧に繰り返して未来につないでいけるかです。

「嫌」でしかモノコトが見れない、作れないのであれば、どんな人生選択をしたとしても、
他の誰かになったとしても、結果的には「嫌」のままだということをしっかりと頭においておきたいものです。

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